関節リウマチの治療・手術数が多い病院

※2021年に病院統合。

伊勢崎福島病院は、群馬県伊勢崎市にある昭和56年開院の病院で、「地域と時代に適応した医療の提供」を基本理念に掲げています。

関節リウマチの患者さんに対応するのは整形外科内のリウマチ科で、関節リウマチの特殊外来を週2日稼動し群馬県東毛地区（南東部）の関節リウマチ患者の治療拠点病院として診療にあたっています。

関節リウマチに関する手術の症例数は年間60〜70件ほどになり、整形外科で行われる手術の3割程度になっています。

近年は関節リウマチに対して生物学的製剤治療が増加していて、リウマチ科でも入院・外来治療に振り分けて生物学的製剤治療を行っています。

また、総合リハビリテーション施設の認定を受けていて、急性期から維持期までのリハビリ（外来・入院）を行なっています。

松原メイフラワー病院は、兵庫県加東市にある平成11年に開院したリウマチ性疾病の専門病院です。

リウマチの治療と研究をライフワークとする院長・松原司医師を筆頭にリウマチ・整形外科を専門とする経験豊富な医師たちが、「患者の目線に立ち、最適な医療と情報を提供する」ことを基本理念として、リウマチの最先端医療を目指して診療を行っています。

具体的な治療方法は、基礎療法、内科的治療（薬物療法）、整形外科的治療（手術療法）、リハビリテーションを総合的に行っています。

炎症が続いている滑膜を取り除く「滑膜切除術」や、変形した関節の表面を取り除く「人工関節置換術」が代表的な手術療法となっています。また、治験や臨床研究も積極的に行っています。

兵庫県立加古川医療センターは、兵庫県加古川市にある昭和11年開院の兵庫県加古川懐神病院を前身とする成人の疾病を対象とした高度専門病院です。

「やさしさとぬくもりのある質の高い医療を実践し、地域の基幹病院として住民の安心に貢献する」ことを基本理念として、安全な高度専門医療を提供しています。

関節リウマチの患者さんを受け入れるリウマチ科（リウマチ膠原病センター）は、内科的・整形外科的治療はいうに及ばず、血液浄化センターでの血漿交換療法や白血球除去療法などの多様な療法を駆使し、関節リウマチをはじめ多様なリウマチ性疾患の患者さんを受け入れています。

平成30年度の診療実績において関節リウマチの患者数は2,218人とリウマチ科の患者数の4分の3を占めています。

大分赤十字病院は、大分県大分市の中心部に位置する発足以来70年を数える歴史ある公的病院です。

がん診療（地域がん診療連携拠点病院）や生活習慣病の急性期診療を中心に担っていて、患者さんのニーズに沿った最善の医療を提供することを理想として診療を行っています。

関節リウマチの患者さんに対応するのは、関節リウマチ・膠原病センターです。2018年にリウマチ科と整形外科が同一病棟に集約されより一層密な連携が取れるようになった同センターは、個々の症例に合わせた適切な手術治療（年間70例前後のリウマチ外科手術）を最適のタイミングで提供できるように取り組んでいるほか、生物製剤やJAK阻害剤などの薬物治療やリハビリテーションにも力を入れていて、大分県においてリウマチ治療の中心となっています。

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