皮膚がんの治療・手術数が多い病院

国立大学法人三重大学医学部附属病院は、1876年（明治9年）に設置された三重県医学校兼治療所をルーツとする三重県津市にある大学医学部の附属病院になり、三重県唯一の特定機能病院です。

「信頼と安心が得られる地域医療の拠点として、未来を拓く診療・研究を推進し、人間性豊かな優れた医療人を育成」することを理念として診療を行っています。

皮膚がんの患者さんを受け入れているのは皮膚科で、治りにくい皮膚病は全身疾患ととらえて原因を調べ、最適な治療を行っています。

また、皮膚がんや皮膚リンパ腫の治療ができる県内唯一の施設でもあります。経験豊富なスタッフが、手術療法や化学療法、放射線療法、免疫療法など最適な方法を患者さんとともに選んで診療にあたっています。

東京都立駒込病院のがん医療は、都道府県がん診療連携拠点病院として、都全域の社会基盤整備の一端を担っています。診療実績は2020年症例において、がん登録件数全国8位および都内3位であり、有数のがん専門病院として東京都におけるがん医療の中心としての役割を果たしています。

駒込病院皮膚腫瘍科では、皮膚がんを専門に診療を行っており、皮膚腫瘍科を標榜している施設は全国的にも数えるほどです。皮膚がんは多岐に渡り、診療には専門性が求められることから、皮膚がんを専門とする皮膚腫瘍科を立ち上げました。

特徴は診断から手術、薬物療法、放射線療法、緩和医療と幅広く診療を行なっていることです。患者さんには安心して治療を受けて頂くため、他科とも連携を行いながら治療を進めています。皮膚がんを専門としている施設は少ないため、全国から数多くの患者さんが受診をしています。

熊本大学医学部附属病院は皮膚がんの診療実績件数で全国でも高い実績を上げています。皮膚がんの診療にあたるのは皮膚科になり、医師は数十名が在籍し、皮膚悪性腫瘍をを専門としている医師やがん治療認定医を含みます。

皮膚科では悪性黒色腫（メラノーマ）をはじめとする皮膚悪性腫瘍の診療を行っている他、2006年からは皮膚悪性リンパ腫の治療も始めています。

皮膚がん治療は手術や化学療法が中心に行われています。また、大学病院であり皮膚がんに対する治療研究も行われ、悪性黒色腫への遺伝子治療や免疫治療といった研究や転移を早期発見するためのセンチネルリンパ節同定の研究などが行われています。

名古屋大学医学部附属病院は、1871年に設置された仮病院を起源に150周年を迎えました。2019年には国立大学病院では初めて国際医療施設評価承認機関（JCI）の認証を取得しており、皮膚科は優れた皮膚科臨床医を輩出し、東海地区の地域医療に貢献してきました。

皮膚科では皮膚癌や良性腫瘍の診断と治療を得意分野としています。悪性腫瘍においては、全国の治療施設と比べても症例数が非常に多く、悪性黒色腫を中心に有棘細胞癌、基底核細胞癌などを積極的に治療しています。

皮膚腫瘍の年間手術件数は450件で、皮膚癌の手術は年間180件（悪性黒色腫50件、有棘細胞癌42件、基底核細胞癌44件）が行われています。皮膚癌ではリンパ節転移が生命予後に大きく関わるため、転移の有無を調べるセンチネルリンパ生検という検査に力を入れています。

国立がん研究センター中央病院は国立のがん専門医療施設ですが、皮膚がんにおいて全国で常にトップクラスの実績を上げている病院です。

皮膚がんを診療は皮膚腫瘍科になり、皮膚腫瘍科長の山崎直也医師はメラノーマ（悪性黒色腫）を専門としており、悪性度の高い皮膚がん治療において名医として知られている医師です。

科長や医長を含む皮膚腫瘍科の医師にレジデントを加えた体制になります。また、医師はいずれもがん治療認定医や認定皮膚悪性腫瘍指導専門医などの認定を受けた皮膚がんのスペシャリストです。治療成績（5年生存率）でも他施設の平均と比べて良好な結果となっている。

 ー

 ー

 ー

 ー

 ー