睡眠時無呼吸症候群（SAS)の治療・手術数が多い病院

藤田医科大学ばんたね病院は、名古屋都心部にある診療科27科、一般病床370床を有する地域密着型の総合病院です。

約20年前から睡眠障害の検査・治療を行っている睡眠健康センターでは、経験豊富な睡眠認定専門医や認定技師が連携し、子どもから大人まで睡眠にまつわる疾患に幅広く対応しています。

いびき・睡眠呼吸障害が関係するほとんど全ての疾患に対応しています。睡眠時無呼吸症候群では、平日火曜から金曜の夜に病院に一泊して睡眠中の脳波などを計測する終夜睡眠検査症状を行い、症状に合わせた最適な治療を行なっています。

中等度以上の治療には圧力をかけた空気を鼻から気道に送り込み睡眠中の無呼吸を防止する治療法であるCPAPや、喉や鼻の手術の実績も豊富です。

大阪回生病院の睡眠医療センターは、睡眠関連疾患の診療を専門とする医療機関であり、日本では2番目の睡眠医療センターとして1998年に開設されました。

睡眠時無呼吸症候群の治療方法や処方を決定するためには原因や重症度を調べるための検査が必要となります。

一般的には一晩入院して、電極やセンサーなどの検査端子を取り付け、睡眠中の脳波、心電図、胸部・腹部の動き、鼻からの空気の流れ、動脈中の酸素飽和度などを連続して記録し、診断します。

治療法は、睡眠時無呼吸症候群の重症度や症状に応じた治療を主治医と相談して選択していきます。

睡眠時無呼吸症候群の診断と治療は、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、循環器内科など様々な診療科で行われるのが一般的です。

順天堂大学医学部附属順天堂医院の睡眠・呼吸障害センターでは、各領域の専門員に加え、歯科医師や臨床検査技師などとも連携をとりながら協力して診療を行なっています。

持続軌道陽圧装置の新規導入患者は、年間200件を超える実績があります。

京都大学医学部附属病院では、呼吸器内科、脳神経内科と協力し呼吸管理・睡眠時無呼吸外来を毎日行っており、睡眠時無呼吸症候群では1,300人を超える患者さんの診療を行なっています。

京都府内では唯一の日本睡眠学会睡眠医療認定医療機関Aとして、年間500回以上の終夜睡眠ポリグラフィー（PSG）検査を行なっています。

京都大学医学部附属病では、大学病院では少数しか取りれていない検査中の患者さんを継続的に見守る監視型PSGを行なっています。

2020年における睡眠時無呼吸の新規患者は218人で、持続気道陽圧を年間100人以上導入しています。通常の入院期間はPSG検査では1泊2日、持続気道陽圧の導入には2泊3日となっています。

社会福祉法人大阪暁明館大阪暁明館病院には睡眠障害の専門外来である睡眠呼吸療法センターがあります。

大阪暁明館病院で行われる治療法は、鼻マスク治療、生活習慣指導、眠り方の工夫指導、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、神経内科など専門医への紹介です。

鼻マスク治療は、持続陽圧呼吸療法（CPAP）と言われており、寝ている間に鼻や口にマスクを付けて上気道の閉塞や通りにくさを改善させる方法です。

週2回のCPAP外来にて、専門の臨床工技士による継続的な器具や圧力の調整が可能です。各社のマスクや機器を取り揃えており、患者さまに合った器具や圧力の設定を行っています。

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