脳腫瘍の治療・手術数が多い病院

横浜労災病院は横浜エリアで高度先端医療をはじめ、全ての脳疾患において相談が可能となります。くも膜下出血や外傷をはじめとする神経疾患、一般の救急に取り組んでいます。

くも膜下出血は24時間対応、原則として早期診断・早期手術にて治療が困難な症例でも積極的に治療しています。頭蓋底腫瘍や悪性脳腫瘍などの治療困難な腫瘍に対しても、手術とともに最新の高精度放射線治療を組み合わせた治療を提供しています。

大阪市総合医療センターは一般病床が957床を有する大規模病院となり、開設に当たっては5つの市民病院を統合し、幅広いニーズに応え、高度な医療を提供する場として設立されました。脳腫瘍の治療では3種類の診療科（脳神経外科、神経内科、脳血管内治療科）を統合した脳神経センターが中心になって行われます。

脳神経センターは脳に関わる全ての疾患、脊髄、末梢神経、さらには筋疾患も扱う複合型医療センターとなり、大阪市総合医療センターでは診療科を超えた連携体制が特徴です。

例えば、下垂体腺腫においては鼻の穴を経由した手術方法が取られることが一般的ですが、大阪市総合医療センターでは下垂体腺腫の手術は耳鼻咽頭化と連携して行われます。

小児脳腫瘍に関しては小児脳神経外科や小児神経内部門との連携を取っており、大人から子供まで幅広い症例に対応が可能になります。大阪市総合医療センターの2019年の脳腫瘍手術実績は約61件になります。

藤枝平成記念病院は静岡県藤枝市に位置し、一般病床数113床の中小規模病院です。神経内科には数名の医師が在籍しており、脳腫瘍や脳神経系疾患の治療にあたっています。

なかでも平井達夫医師は定位放射線治療の専門センターであるガンマユニットセンターのセンター長を務めているガンマナイフのエキスパートとして知られています。藤枝平成記念病院では1991年からの29年でガンマナイフを用いた治療実績はが9013例を超えています。

転移性脳腫瘍は全体の約6割を占め、聴神経腫瘍、髄膜腫、下垂体腺腫を含めると8割以上にもなり、ガンマナイフを用いた脳腫瘍治療には実績があるといえます。治療実績に関しては平均で8割以上の脳腫瘍に対して縮小効果が確認されており、転移性脳腫瘍でも9割以上の縮小・消失効果が得られたと発表しています。

藤元総合病院は、1942年に宮城県都城市に開設され、「信頼とまごころの精神のもと、良質で高度な最先端の医療を提供し、地域の皆様に愛される病院を目指します」という理念のもとに、南九州の中核機関としての役割を果たしてきました。

各診療科で専門的な診療と最適な医療提供を行うとともに、大学病院とも密に連携をとり、高度な医療を提供できる体制を整えています。先進医療部門ではガンマナイフセンターを有しており、脳内の腫瘍にガンマ線という放射線の一種を集中的に照射し、手術することなく治療を行うことが可能です。

藤元総合病院では、ガンマナイフにおいては約20年間で5000例ほどの治癒実績を誇ります。

中村記念病院は札幌市中央区に所在する脳神経系を専門とする総合病院となり、脳腫瘍の治療を専門に扱う脳腫瘍センターが設置しているので幅広い症例に対応可能です。患者の負担が少ない内視鏡手術や新しい抗がん剤、放射線治療など様々な治療技術を取り入れています。

そのため、中村記念病院では従来の治療方法から最新の治療技術に至るまで患者の病状に合わせた治療が可能になります。20人以上の脳神経外科専門医が在籍し、脳腫瘍の専門医が数名治療にあたり、脳腫瘍センターでは手術後のリハビリテーションまでを一貫した医療チームで行えるのは病院の特色です。

放射線治療で用いられるガンマナイフの最新機器、ガンマナイフ・パーフェクションが導入されており、最新の医療機器による治療は従来と比べて正確で安全な治療が提供されています。

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