肝硬変の治療・手術数が多い病院

飯塚病院の肝臓内科では、肝癌、肝炎、肝硬変を中心に診療しています。肝炎・肝癌の治療症例数は全国的にも多く、治験への参加や共同による臨床研究を常に行っております。

肝臓内科では、学会や研究会においての主題演題・論文の発表が増えています。2021年の実績では、肝硬変の患者さんは422件が診療を受けています。

日本赤十字社東京都支部武蔵野赤十字病院は、開業医や近隣の病院で対応が難しい疾患の専門的な検査や治療を提供に努めています。消化器科は東京都の肝疾患診療連携拠点病院に指定されています。

常に最先端の医療技術、診断機器を取り入れており、肝硬変合併症に対しては新規治療薬の開発試験にも携わっています。C型肝炎の治療法は、新しい内服薬により急速に進歩しています。

広島大学病院の消化器内科では、腹水、肝性脳症、糖代謝異常のコントロール、サルコペニア対策などの総合的な栄養管理に取り組むため、糖尿病科、消火器外科リハビリテーション科、栄養管理部、看護部、薬剤部との共同で、Metabolic Care Unit（MCU）を立ち上げています。

MCUで得られた臨床データをもとに、肝硬変の長期的な治療成績の向上を目指した研究を行っています。

また、消化器外科、放射線科との連携治療で、出血やQOL低下の原因となる食道胃静脈瘤などの合併症への対応を行っています。2021年度の検査・治療実績は840件となっています。

東京都立駒込病院の肝臓内科は、都内でも数少ない肝臓病を専門としている診療科になり、肝臓専門医による外来業務を毎日行っています。

4名のスタッフにより、ウイルス肝炎、肝硬変などの幅広い治療を行っています。また、日本発の肝硬変治療薬の開発にも取り組んでおり、全国トップレベルの治療実績を誇ります。

広島赤十字・原爆病院の消化器内科では、各種肝疾患に対応しています。肝硬変はB型、C型肝炎ウイルスによる肝炎、自己免疫による肝炎、アルコールや肥満による脂肪肝が原因となります。

肝硬変の併発症である腹水に対しては腹水濃縮再静注療法を行い、食道、胃静脈瘤に対しては吐血時に緊急止血が行えるよう24時間体制をとっています。

2008年からは肝臓病診療、治療、予防、日常生活及び保健指導の充実を目的に肝臓センターを設置し、病診間、病々間連携を行っています。

 ー

 ー

 ー

 ー

 ー